唐突ですが、想像してください。
あなたはスーパーのアルバイトを昨日始めました。この仕事は初めての職業です。
次の日、新人が入りあなたは先輩になりました。
先輩だよね!後輩の指導をよろしくね!
教えられますか?「ええー!無理だよー!」そう思いますよね。
そう。自分自身が経験していないこと・分からないことは後輩に教えられないのが当たり前です。
レジ打ちの方法も、スーパーでのルールも、お客さんへの接し方も自分の中に知識がない。知識がないことを想像で教えることは出来ませんよね。
それは子供への英語方法にも言えると思いませんか?
———私はこの考えを基に、親として「おうち英語術」の知識を深めるため様々な取り組みを行いました。
今回、難しいことは抜きにして簡単に取り入れられる2つの方法を紹介したいと思います。
- 英語教材サンプルを取り寄せ分析する
- 英語育児本や教育本を読んで知識を深める
この2つだけです。
分析なんて言葉を聞くとウッと思う方もいると思いますが、大丈夫。ポイントも併せて紹介していきます。
分析を行う前に

おうち英語術ではDWEの連動要素を意識しています。
まだ読んでいない方は先にこちらの記事を読んで頂くとこの記事の真似するポイントなどが掴みやすいと思います。
取り組む順番は下記の通り。
- 英語サンプルを取り寄せる
- 英語育児本を読む
この順番をオススメする理由が、英語サンプルは写真の多いパンフレットで文字数も少なく分かりやすいため1番、本は読むのに時間がかかるため2番としています。
また、一度パンフレットを読み込んでおくことで、本で読む時に自分の中で意識して読みたい箇所が分かるなど、アンテナが働くことも考えて英語サンプルを1番にしています。
もちろん前後しても同時進行でもOK。自分がやりやすいように進めてもらえたら大丈夫です。
英語教材サンプル:どこが真似できるかを考える

必ず取り寄せておきたいサンプル
英語教材のサンプルですが、この4つだけ取り寄せておけば大丈夫です。
こどもちゃれんじEnglishを取り寄せる理由
おうち英語術の目指すべき英語力は「英語を英語のまま理解する」ですが、こどもちゃれんじEnglishは日本語交じりの英語教材です。
それでも取り寄せる理由は、こどもちゃれんじが知育玩具を中心とした教材だからです。
オモチャの使い方を知る上でこれほど分かりやすいパンフレットはないと思い取り寄せるサンプルに追加しました。
他に興味があるところがあればもちろん追加して取り寄せて下さい。資料はあればあるだけ判断材料に使えます。
パンフレットから情報を読み取る
パンフレットで見るべきポイント
- 教材の特徴(どこを強みとして売っているか)
- 教材を通して親はどのように接しているか
- 自分がいいなと思った点・気になった点
- どのようにして連動させているか
- パンフレット全てを比較(共通点を探す)
サンプルを取り寄せてまず最初に行うのは、パンフレットの分析。
特にDWEとWKはパンフレットの作り込みがシッカリしているので頭を働かせながら読んでいきます。
2社の共通点は「教材の連動要素」
WKの営業曰く、研究チームがDWEを5年間研究して出来たのがWKと言います。
裏付けが取れる話ではないので参考程度ですが、WKも連動要素があるので研究したと言われても納得します。
教材の特徴は英語を学ばせる上で目指したいゴールとして変換して考えてみます。
その時に取り入れたい要素かどうかで情報を拾っていくと、自分の子供に対して求める姿が具体化してきます。
その上で、教材を通して親の取り組み方を読み解きます。
- DVDを見せている時は親はどのように接しているのか
- オモチャ遊びはどうやって一緒に遊べばいいのか
など。
単語ポツポツレベルで満足なら子供一人で学ばせてもクリアできますが、英語を使って仕事をさせたい・日本語と同じくらい喋るようにさせたい目標があるなら親の関わりは必須です。
子供への取り組み方まで想像しながら読み進めましょう。
パンフレットは全て比較する
全て読み終えたら、自分が良いと思った点や気になる点・連動要素をメモしておきます。
そして、再度全てのパンフレットを開き「共通点がないか」を探していきます。
教材はどこの会社も研究を重ねた上で作り上げているもの。共通点は英語を学ぶ際の重要なポイントなので抑えておきましょう。
具体例
「CDやDVDでインプットをしてオモチャでのやり取りでアウトプット」と書かれていた場合。
言葉や使っている物は異なっても、同じようなニュアンスで使われていたとしたら、英語を喋れるようになるには「インプット」だけでは×。アウトプットも必要だと気付く。
よって英語はインプットとアウトプットどちらも勉強させる機会を作らなくてはいけないと知る。
どのようにしてインプットとアウトプットを行っていけばいいか?これが課題となる。
このような考え方で読み込んでいくと、パンフレットからも十分学べることが伝わるでしょうか。
サンプルDVDで子供の興味ポイントを知る
DVDで見るべきポイント
- 子供はどこに興味を示しているか
- 教材を別のもので代用できないか
サンプルDVDで一番見ておきたいポイントは子供がどこに興味を示しているかを知ることです。
理由は、英語を無理なく自然に学ばせるためには「英語は楽しい」と思わせることからスタートだと思うから。
歌が好きなのか、色味が好きなのか、キャラクターが好きなのか、アニメと実写どちらに惹かれているのか。
Youtubeを代用するにしても、子供が興味があるものに近づければ近づけるだけ楽しんでくれる可能性が高まります。
もちろんサンプルは勉強に最適なので、シンプルに子供に見せる教材として使ってもいいですよね。
英語教育本:自分に合った「おうち英語法」を探す

おうち英語というものは仕事と同じだと考えています。
冒頭でお話した内容を改めて説明すると、仕事を始めたばかりでは後輩に仕事は教えられませんよね。
自分自身が仕事内容を把握して初めて後輩に仕事を教えられるように、英語勉強方法も知らないことには子供におうち英語を実践できません。
理由は、教えられる勉強方法の引き出しが少ないから。
それを補うために本を読み「親として英語勉強法の引き出しを増やす」努力が必要になります。
親は英語力よりも子供に教える英語方法の選択とプロセスが重要だと考えています。
なんでもいい、英語教育本をまずは1冊

一人一人に個性があるように、その子に合った勉強方法も人それぞれです。
私のように活字が好きな人もいれば、苦手な人もいるので「この本は読みやすいしタメになった!」とも言い切れません。
本を買わずに本屋さんで立ち読みをして知識を得てもいいし、やり方もお任せします。
…とはいえ、何もなしだとあまりにも不親切なので1つ紹介するとすれば「Kindle Unlimited」がオススメです。
本を読む時間って、意外と作れないんですよね。家事育児に忙しいのに、仕事も頑張っている方だと尚更。
忙しい方こそ電子書籍がピッタリで、スキマ時間を狙って学べる点や、読み放題だから本を一冊読み切らなくても損した気持ちになりません。
つまらない・自分に合っていない本と思えばすぐさま閉じてしまえばいいし、いいと思った本は読み切ればいい。
時間が無ければ適当に本を開いて、必要と思った箇所をピックアップしていくだけでも十分学びになります。
読み放題で読める本
ここにあるのは一例で、まだまだたくさんの本がkindleでは読めるので安く学びを深めたい方に合っています。
初月30日は無料で試せるので、とりあえず読んでみる。でもいいかも知れません。
kindleは忖度なしでオススメしたいサービスの一つでもあるので、別記事で魅力を紹介しています。興味があれば読んでみて下さいね。
何を読むか悩んでるならコレ
まとめ

- 英語教材サンプル:どこが真似できるかを考える
- 英語教育本:自分に合った「おうち英語法」を探す
繰り返しになりますが、自分に知識のないことで子供を導くことはできません。
単語ポツポツレベルで満足できるならYoutubeやCDをかけ流すだけでもクリアできると思いますが、求めているのはもっとハイレベルですよね。
英語教育本何十冊も読んで得た知識ですが、英語ができるお子さんがいる家庭で「子供だけ」で英語が喋れるようになった子供の例はありませんでした。
あなたが求める英語力をお子さんが身につけるには、あなたの努力も不可欠であると認識し、英語サンプルと英語教育本を駆使して試行錯誤を繰り返しましょう。
必ず取り寄せておきたいサンプル
お子さんと一緒に英語を楽しみながら学べますように。
私も試行錯誤の毎日です。
悩んだ時はいつでもこの記事に戻ってきてくださいね。無理しない程度に頑張っていきましょう!